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【GUNDAM EVOLUTION】バルバトス解説:βの暴君は今。

前回行われたβのバルバトスは、まさに鉄火団の悪魔で急に飛んできたと思えばスタンと太刀の串刺しで即大破を押し付けられる機体だった。その結果ネットワークテストが目的だったβテストだったが公式が「製品版では調整します」とまで言わせるほどの結果を残した。

 

というわけで、製品版のバルバトスがどうなったか紹介していこうと思う。

基本運用

バルバトスは現状唯一の飛び道具を持たないユニット(ザクⅡ格闘装備は紹介映像で斬撃を飛ばすシーンがある)。

運用としてはブーストジャンプ(以下BJ)で相手に飛び込み、溜めメイス攻撃→太刀で相手を強制大破させ、リチャージされたBJで一気に下がる機体。

BJで突撃し、叩きつけから太刀で即大破が基本コンボで、逃げ遅れた敵を狩る時も、BJを使って無理やり相手の後衛に奇襲を仕掛けるときも基本操作は変わらない分、奇襲を仕掛ける敵や攻撃タイミングなど、状況判断力が試されるユニットだと思う。

Gマニューバの「阿頼耶識システム」は3回高速で移動し、軌道上にいる敵にダメージを与えられる。一発の威力は高いが、瀕死まで追い込めるほどの威力は無いので、仲間と突っ込むときなどのきっかけづくりに使うといい。

長所

高い強襲性能

高威力の叩きつけ、敵の体力が削り切れば即大破になる太刀、高い移動性能のBJ、相手を崩すきっかけを作れるGマニューバなど、バルバトスは強襲性能が高い。真正面からさえ奇襲しなければ、孤立している敵は大体狩れる。

BJはリキャスト中にキルすれば即使用可能になるので一撃離脱に優れている、他のユニットなら狩りにくい距離にいる孤立した敵もバルバトスなら狩れる。

慣れないうちはジャンジャン突撃し、適切な突撃タイミングを覚えよう。

盾貫通攻撃

メイス叩きつけは相手にスタン付与+盾貫通の効果がある。現環境ではガンダム、ジム、サザビーと盾持ちが多く、今後も耐久性の面で盾持ちは重宝されるはずなので、それを無視できるバルバトスは多くの活躍の場面があると思う。

短所

BJの軌道が直線的

BJの軌道は大きく弧を描くように跳躍する。この時軌道を横に若干ずらすことはできるが、変形機などのように真横に逸れたりするような自由な移動はできない。そのため慣れた人なら離脱のタイミングで射線が長時間通っていると撃ち落されることがあるかもしれない。

中距離以降の攻撃手段が皆無

序盤に触れたようにバルバトスは飛び道具がない。そこをBJを使って一気に距離を詰めて攻めるのだが、先述の通りBJの軌道は直線的で来るとわかっていれば対処は簡単で、ポイントキャプチャー等初回待ち伏せされているようなルールでは活躍しずらい。ほかにも、視界が開けている場所だと、抵抗できずに集中砲火を受けることも度々ある。

叩きつけの判定が驚くほど小さい

βの頃は当たり判定が正面からユニット約2機分あり、敵目掛けてBJから即メイス叩きつけでもよく命中したし相手が固まっていると巻き込めることもあった。しかし、今回からメイス叩きつけの当たり判定が目に見えて小さくなり、超至近距離でないと命中しない。

一応複数命中することもあるのだが、期待値としてはそこまで高くなく、当たればラッキー程度の機会になっている。

割とアビリティ頼り

バルバトスの長所はアビリティに詰まっており、逆に基礎性能はあまり高くない。特に通常攻撃の薙ぎ払いは一発の威力は高いものの、攻撃頻度が少なく、クリティカルも頭にAIMを合わせればいい射撃機と違い、高所からやジャンプで当たり判定を頭に合わせる必要がある。そのため、奇襲を失敗した場合、至近距離であっても、アビリティがなれば相手に撃ち負けることが多い。

運用例

孤立した敵

当記事でちょくちょく例に挙げているシチュエーション。

BJで距離を詰め、叩きつけで瀕死に追い込み、太刀で大破させ、リキャストが回復したBJで即離脱。味方のライン上げの最中ならさらに敵陣に突っ込むのもありだが、味方が追い付く前にこちらがキルされる場合が多いので、無理は控えよう。

乱戦

狭い場所での乱戦ほど、フォーカスが合いにくいので、割と無理やり押し込める。太刀の当たり判定は変わらずなので、タイミングが合えば一度に複数大破も可能。

デメリットは離脱したタイミングでの枚数バランスだろうか。

対面時の対策

距離を取る

対策として、飛び込んできたのがわかったら、こちらもステップを踏むなりダッシュを行うなどして距離を取ろう。

先述した通り、アビリティがなければそこまで脅威ではないし、そのアビリティもBJなどの接近行動が出来なければ効果がないものがほとんどだ。

バルバトスが見えたときは焦らず、バルバトスの動きを若干でいいので意識して、突撃先さえわかれば、カウンターキルすることができる。

味方の近くにいる

βの時は、味方に近すぎると叩きつけに巻き込んでしまうことがあったが、今回からは叩きつけの判定も小さくなり、密着レベルでないければ巻き込まれることはない。

特に大きく動くことが少ない後衛機などは、味方の近くで仕事をすることで、万が一バルバトスの奇襲にあってもカバーされやすくなるだろう。

"ぶっ壊れ"から"そこそこ"へ

βテストのバルバトスはぶっ壊れと言わしめるものだったが、今回は長所短所が明確になり、リターンとリスクが見合うそこそこの強さに落ち着いている良調整だと思う。

心がけることとしては

  • 遮蔽を意識する
  • 欲張らず1特攻1キルを心がける、1キルできたらBJで即離脱
  • 迷ったら突っ込まない
  • 相手が孤立したタイミングを狙う
  • Gマニューバは味方と合わせる
  • 真正面からは突っ込まない、相手の側面、後方から奇襲をかける

このうちすべてでなくても、上3つを心がければある程度は活躍できるだろう。

 

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