電子記録帳

ゲームとかガジェットとか、最低週2更新。

【アプリ紹介】ヲタク的DLしてよかったPCアプリケーション

突然だが、俺はヲタクである。休みの日は一日16時間以上はPCを触っている。

 

というわけで、俺がPCのDLしてよかったと思うものを無料有料に分けて紹介する。

無料編

AviUtl

動画編集ソフト、最低限の機能だけでは使いにくいソフトだが、プラグインスクリプトを使えば多機能な動画編集ソフトへ変身する、良くも悪くも自分で調べることが必要なソフトだ。

Dynalist

簡単に言えばメモ帳アプリ。箇条書きで文章を書くことができる。また、行の移動、チェックボックス、文章の格納、など多機能で、会議の議事録や手順書などを書くときなど、考えをまとめる時に役立つソフトだ。

Blender

一般的に言えば3DCG制作ソフト、ちゃんと勉強すれば2DアニメーションやVFXなどの複雑な動画編集もできる。ヤバい。100%使いこなすには努力を要するし、ぶっちゃけ俺も氷山の一角の数%ほどしか使いこなせていない。が、努力すれば多彩なことができるので、さわりだけでも勉強してはどうだろうか。

有料編

Affnity Photo/Desiner

▲Photo
▼Desiner

これは所謂画像編集ソフトとグラフィックデザインソフト。まぁフォトショとかイラレみたいなソフトなのだが、買い切り¥7000なので仕事などではなく、youtubeのサムネ制作など、創作活動などに使ってみてはどうだろうか。

WallPaperEngine

steamで購入できる。背景設定ソフト。マルチディスプレイならディスプレイごとに壁紙を設定他、アニメーションで動く壁紙を設定することができる。

他の人が制作したアニメーション壁紙も使用できるが、注意点として、無断使用されているのか、どこかで見たことのあるイラストを使用した壁紙も公開されているので、注意が必要だ。

 

結局やりたいことがないと使いこなせない

冒頭で「俺はPCヲタクです!」みたいなことを言ったが、結局は「こんなん普通の人にいるか...?」と思い取捨選択をしていくとこのような内容になった。もっと汎用性のあるものを入れろ、かきかべ。

とはいえ、affinityは某ソフト屋と比べるとやっぱり知られてないし、「動画編集してみたいんだけどプレ〇アだと高い...」と相談を受けたときに「別にAviutlやダヴィンチリゾルブでよくね」というと「なんやこいつ...怖...」みたいな顔をされた。というかそもそもPCが「汎用性のある専門道具」になり始めているのかもしれない。webも別にスマホで見れるし、今や一般家庭でのPCでできたことはスマホでほとんど代用できるのかもしれない。

ゲームとはコスパのいい趣味である【半分自己紹介小~中編】

俺がゲーム好きというのは連日のスプラトゥーン3の記事で何となく察してくれたと思う。

俺の家は昔流行ったゲーム脳とかの似非医学みたいなものは信仰していなかったが、とはいえ「ゲームはくだらない娯楽である」というような風潮が若干あった。だからゲームも買ってもらえなかった。幼稚園~小学校低学年の頃の俺はスーパーに行ってはゲームコーナーに置いてあった試遊台のDSで親が買い物を済ませるまでずっと遊んでいた。田舎のスーパーというのもあって俺以外に試遊台で遊ぼうとする子もおらず、親がくるまでずっと遊べた。このころからもしかしたらゲーマーの血があったのかもしれない。

 

というわけで、半分自己紹介と筆が乗らない時のつなぎ兼休憩として不定期で俺のゲーム遍歴を紹介しようと思う。(ガチの自己紹介はしたくなったときにまたする)

小学校低学年

このころは冒頭に書いたことがほとんどだったけど、小学校2年の時に初めて紺色のDSiを買ってもらった。当時突然のことだったので嬉しさと「いきなりどうした?」と怪しさを若干感じたのを覚えている。のちに知ったことだが、DSを持っていない俺がよくハブられていたのを見て不憫に思ったらしい。当時遊んだゲームは「幻想水滸伝ティアクライス」というRPGと「ポケモンプラチナ」前者の方は母が読んでいた雑誌の懸賞で当たったもので、ポケモンはそこからしばらくしてから買ってもらったものだ。

幻想水滸伝の方は最初内容がわからないまま、遊んでいたため最終的にラスボスを倒さずに積んでしまったが、小学4年くらいになったくらいに「暇だし、久しぶりにやるか」とやったときにクリアした。平行世界がどうのこうの~となったあたりで面白く感じ、そこから一気にやった覚えがある。

プラチナは殿堂入りした後、辞書のような分厚さの攻略本を買ってもらい、育成の必要がないバトルファクトリーをずっと遊んでいた。攻略本も3値のことが書かれていたのだが、当時の俺にわかるわけもなく、ゲームの説明書を読む感覚で「ふ~んそうなんだ」とわからないなりに読んでいた。

小学校中学年

このころになると、ゲームにどっぷりハマっており、家でも学校でも習い事の柔道教室でも「あ~ゲームしたいな」とゲームのことしか考えていなかった。元々幼稚園のころからポケモンが好きだった俺は、基本的に年一単位で出るポケモンをひたすら遊んでいた(気がする)。

単純、一人

また、俺はなにかと影響されやすい人間で金銀リメイクが出たときは同梱された万歩計(ポケウォーカー)をつけながらそこら中を歩き回り、BWが出たときにはゲームシンクに興味を持ち、Wi-Fiの設定もしたし、イナズマイレブンが流行した時には友達と一緒に昼休みのサッカーで「エイリア学園走り」や「必殺技」を真似をした。イナイレが流行した地区の同年代なら経験があるのではないだろうか。

ここからがスタートライン

ころから先述したWi-Fiの設定や、ゲーム機一つでいろんなゲームを遊べることから「電子機器って面白くね?」と漠然と考えるようになり、今のPCやガジェット好きに繋がっていったと思う。

親は放任主義ではないのだが、私たちの理解が及ばないところは自分でやれという感じだったので、Wi-Fiの存在を知り、自分の家にこれがあるのを知ったときは「なんで教えてくれなかったんだ」と思いながらDS側の設定を全部自分でやったのを覚えている。

ちなみにペアレンタルコントールは小学2年の時に邪魔くさいという理由で自分で外した。今考えると親目線でいうならいろいろ危ないことをしている気がするが、当時は今ほどインターネット犯罪が~という時代でもなかったし、そもそもこれくらいしないと俺はここまでヲタクになっていなかったと思う。

据置機導入

無事ゲームヲタクと化した俺が小学4年の時、Wiiが導入された。最初に買ってもらったゲームはマリオスポーツミックスだった。その後インフルエンザに罹ったのだが、1日で治し、残りの登校停止期間は遊び倒していたのだが、休んでいる間のプリントを友達が持ってきてくれた時に遊んでいるところ見られ「こいつ元気じゃん」と怪訝な目を向けられたことを覚えている。

Wiiでは単純にゲーム以外にも「Wiiの間」や「みんなのニンテンドーチャンネル」を見てこのころに(もう少し後だった気もする)ゲームセンターCXを知ったりカービィがアニメ化されていること、とあるシリーズをはじめとした深夜アニメというものを知った。

小学校高学年

ついにモンハン上陸

このころになると俺は、「ゲーム好き」から「ゲームヲタク」へ周りからの認識がランクアップしていた。ポケモンなどにも相変わらず触れつつ、俺はモンハンに手を出した。Wiiに移植されたモンスターハンターGに触れたのだ。ここで俺はオンラインプレイにハマった。右も左も、当時はキーボードの出し方すら知らなかった俺に、偶然ご一緒した人から「挨拶しないと誰も手伝ってくれないよ」と言われ、定型文というものを知り、インターネットでのマナーを学んだ。今になって考えると、この人のおかげで今後のプレイしたネトゲでは変なトラブルに巻き込まれたりするとこは無かったのだと思う。余談だが、両親が自営業だったので基本家や家の近くにいたため、学校をサボることはなかった。

モンハン以外では、どうぶつの森星のカービィで遊んだり、父がWiiFitにハマったりした。この前のニンテンドーダイレクトカービィWiiのswitch版が出るときいたときは驚いた。てかもう10年以上たっているのか...時間の流れがおかしい気がする。

小学校6年生の時にWiiUも無事購入。WiiUは売り上げが振るわず、失敗ハードと揶揄われるハードだが、テレビを使わずともゲームがてきたのはうれしかったし、ブラウザでYoutubeも見れたので、タブレットのような使用感で満足できたハードだった。

携帯機のほうでは、遊ぶハードは3DSになり新光神話パルテナの鏡に熱中した。あれ今思うと武器の性能がドロップごとに違ったし、合成でも性能が変わったりでだいぶMMOみたいな要素があって楽しかった。あとはスターフォックスとかやったな。

中学生

中学生になると一本のゲームを長く遊ぶようになった。

MHFが出るまでMH3Gをずっとやってた。ここでの人脈形成がなかなか濃くて、自称中3とフレンドになったのだ。これがなかなかの暴言厨で、最終的にフレンドを切ることになったのだが、まだフレンドだった時にたまたま一緒になったハンターとその後ばったり出会いフレンドになった。世間って狭いね。

ここらへんで印象に残っているゲームは

そして、オンラインゲームへ...

3GHDverが発売されてから大体一年後、MHFWiiU版が出た。当時モンハンが流行りまくっていたのもあって「これはやらねばなるまい!」と意気揚々とプレイした。この時初めてプレイしたイベントクエストのエスピナス希少種に知らない人と挑戦したのだが、サービス初期の我々全員原種のエスピナスの仕様すら知らず、案の定クエスト失敗し、その仕様から「チートですか?」と疑われた。

Maincraft、襲来

中学二年、中二病バリバリだったころにMaincraftが黒船の如く襲来した。このころ、目的がないゲームにあこがれていた俺にピンポイントでぶっ刺さった。朝も夜もMaincraftで山を要塞化し、各所にTNTキャノンを作り、「異世界の煉獄世界(ただのネザー)の扉を守護する要塞」などと、中二病も相まっていろんな設定の建造物を作っていた。この中二病は今も引き継がれており、今でもたまにJava版で「寒冷地に秘された管理された村」など設定を考えながらプレイすることがある。ちなみに遠方へ行った際にリスポーン地点が消えたまま死んでしまい、本当に秘された村になってしまった。俺は管理者だぞ!助けろよ!おい誰か!おいっヅ...アァ...(小物感)

その時、ハイカラへ

祖母からもらった小遣い一万円を片手に、スプラトゥーンを買った。この時点で中三、おい、受験はどうした。

実は友達の反応はキャッチーな作風も相まっていまいちで「じゃあ俺が人柱になるわ!」と買った作品。このあと友達も買いました。このころは「ランク」とか「レート」とかに興味はないものの、実力が数値やランクで可視化されたのが楽しくて、「勝った!うれしい!」「負けた!くやしい!」とはしゃいでいた。おそらく健全な遊び方。

 

以上、中学までのゲーム遍歴でした。かきかべの次回作にご期待ください。

これ書いてる間に書きたいネタ浮かんだからやっぱりこういうのは必要なんだな...

 

 

【スプラトゥーン3(Splatoon3)】前作全ルールB帯だった俺が何かの手違いでS帯に行ってしまった件

S帯に行った時の画像

昨日、ブログを投稿した後にバンカラマッチを回していたのだが、ついにS帯に行ってしまった。前作はウデマエはどれもBでよくてB+悪くてB-とC+を前後するウデマエで、それを考えると知らないうちに超成長してしまったわけだ。

そんなわけで、発売から約4日間(ヒーローモードで1日潰しているので-1日)でBスタートからS帯に上がったコツを解説という名のネタばらしをしようと思う。

 

余談だが俺はガチアサリが苦手だ。だからガチアサリの時間帯は避けているので、ガチアサリが好きでガチアサリを積極的にやっている人からするとあまり参考にならない部分があるかもしれない。

目次

引継ぎ特典があった

今作から始めた人に向けて一つ注意点を先に伝えなければならない。俺はスプラトゥーン2をやっていたから引継ぎ特典があった。簡単に言うと

  • 好きな武器交換チケット×3枚
  • ランク10でなくともすぐにバンカラマッチが遊べる
  • ウデマエB-からのスタート

ほかにもあったが主にこの3つが大きなものだと思う。これがあったからいち早くバンカラマッチでウデマエ上げができた。

「なんだよ、じゃあ今作から始めた俺無理じゃん!」と思う人がいると思うが安心してほしい。ランク10へいくのは少し面倒だとは思うがそこまで行き、これからの解説することを知れば走る道が少し長いだけですぐに追いつけるだろう。

1度でいいから上位帯に行ってみたいなら今。


俺は今が一番上位帯に入り込めるチャンスだと考えている。なぜ今なのか、それは「一番人口が多く、始まったばかりでシステム的に上位者が少ない」からだ。悪く言えば今は「うまい奴も下手な奴も大体同じライン」なのだ。

今作はさっき紹介した引継ぎ特典で多少は初心者狩りにならないようになっているがC帯はコツをつかめばすぐに抜け出せるのでB帯に入ってしまえばあとは同じだ。ゲームをする中でうまいプレイヤーにキャリーしてもらえる試合が多々あるだろう。無論スプラトゥーンはチームゲーなので自分も働かなければならないが。

もし、なにをすればいいのかわからないという時はとりあえず各ルールの勝利条件を満たすことを意識して動けばいい。数をこなすうちにどういうタイミングで動けばいいか何となくわかってくる。

意識するべきこと

「なんで今なのかは分かった。でもそれだけじゃ簡単には上がれないだろう?」と感じたあなたはとても賢い。いずれ実装されるであろうウデマエXにも到達できるだろう。感じなかったあなたもすごい。その自信による粘り強さでいずれ実装されるであろうウデマエXに到達できるだろう。

その通り、タイミングで簡単に上位帯に行けたら苦労しない。しかし、解説動画を見ても逆に詳しく解説され過ぎていて他がおろそかになるということが多々あるだろう。俺もそう。だから意識しすぎない程度にかつそこそこ変わってくるくらいの意識するべきことを解説しよう。

突っ込め


よくTwitterだと

「野良がイノシシ過ぎて勝てなかった」

なんてことをよく見るが

気にするな、突っ込め。

勉強、スポーツなんでもいい、自分の好きなことで考えてみてほしい。世の中成長のタイミングなんてものは教えられたときよりも、自分で失敗して、反省点を見つけて初めて成長を感じたのではないだろうか。習うより慣れよ、スプラトゥーンにおいてもそこは変わらず、まず”失敗”を知る機会を得るためにも猪上等!と突っ込むといい。

しかし、もちろんなんの考えなしに突っ込むのはよくない。突っ込んで何もできずに落ちたら「何故ダメだったのか」を考え、また、突っ込むときも動くときのイメージを考えてから突っ込むべきだ。

初心者に必要な経験は体験とそれを考える機会。挑戦→結果(成功/失敗)→反省を繰り返せば今の限界まで行くことができるだろう。

 

また、突っ込む限界を教えておくとバンカラマッチの場合はオブジェクト(エリア、ホコ、ヤグラ)の少し前が限界点だと意識しておくといい。それより奥は突っ込みすぎでやれることがないし、それより後ろは突っ込んでいるとは言えない。

画面を広く見よう


ナワバリバトル含め、対戦しているときに「いきなり画面が爆発して落ちた」「いきなり画面外から相手が飛び込んできた」という”いきなり○○された”というシチュエーションが多々あるのではないだろうか?その理由は割と簡単、

視野が狭くなっているから

車の運転をしたことがある人なら経験があると思うが、初めて車を運転した時、緊張で自分の走っている道路しか見えていなかったという経験は無かっただろうか?俺はある。

このように、初めての時は意外と周りが見えていないのだ。しかもスプラトゥーンシューティングゲームなので、コッチヲミロ...と言わんばかりの照準がある。これの所為で視野が余計に照準に集中してしまい、結果的に視野が狭くなるのだ。

では視野の集中を解消させるにはどうすればいいか?俺が実践した方法を紹介しようと思う。

少し上を見る


スプラトゥーンは床を塗って移動するゲーム性なので、無意識に下を気にしがちだ。だから少し上を見ることで結果的に見る範囲が広くなり、試合中の細かい変化(床の色、ブキのエフェクト、味方のシグナル)に気付けるようになる。

一時停止、左右確認

車の運転と同じ。「かもしれない」を意識すればいい。ただし試合で一々これをしても意味ないので、さっきの『少し上を見る』を実践して「ここ怪しくないか?」というところだけで行えばいい。

前線を下げない

試合の流れによっては前線を下げざる負えない・意図的に下げる時はあるが、基本的に前線を下げてもメリットはなく、そのまま押されるという負け筋を作るだけなのでなるべく前線は下げない。また前線を上げるときのイメージは操作キャラから前線にするのではなく、ブキの射程限界で前線を上げるイメージで動くといい。

ブキはスプラシューター一択


これは意識することではないのだが、変にクセのあるブキを選ぶよりもスプラシューターのほうが安定するので自分が初心者だと思っているうちは、スプラシューター一択だと思う。理由として

  • キューバンボムの扱いやすさ
  • スーパーショットの汎用性
  • ブキの塗りやすさ、集弾性、射程、発射レートのバランス
  • シューターというクセのないブキ

の4つがある。

もちろん、「このブキを使いたいんだ!」という人はそのブキを使えばいいと思う。お気に入りのブキがあるならそっちを上達させた方がいいと思うしね。ただ、「とりあえず強くなりたい、こだわりはない」というのなら俺ならスプラシューターをお勧めする。

やっておくといいこと

別にうまくなる上で義務ではないが、やっておくと確実に得だよということも紹介しておこうと思う。

リプレイを見る

『突っ込め』の項目で「一回一回見て反省していられるかい!」って思った人。大丈夫、リプレイを見よう。リプレイは見るだけだから視野を広く見れるし、今作からロビーのメモリープレイヤーでリプレイを見ることができる。見下ろしで全体の動きも見えやすいので自分が味方と足並み合わせられているかなども知るきっかけになるだろう。

ヒーローモード


所謂ソロモード。簡単に言いうと指定されたブキを使って様々なお題をクリアしていくモードだ。ひとまずラスボスを倒すまでを目指してみるといいし、もし何にも無しでバンカラマッチに挑むのが怖いと思うのなら全ステージクリアを目指してみるといい(全ブキ種でクリアする必要はない)。最後の最後には対戦で出くわす以上の理不尽を味わうことになるし、全ステージクリアしたころにはおそらく視野が狭くなるという悩みは解消していることだろう。

最後に

長々読んでもう初めの方は覚えてねーよって人は目次を見よう。意識することは書かれている、頑張れ。以上。

【スプラトゥーン3(Splatoon3)】1と2のいいとこドリップ。WiiUを復活させた人気ゲームは伊達じゃない。

俺が中学生のころ、いつだったかのニンテンドーダイレクトで初代スプラトゥーンの映像を見て感銘を受けたのを覚えている。

そこから待ちに待ってスプラトゥーンを受験戦争から目をそらしながら遊ぶようになってから早7年以上、今回は2022年9月9日に発売されたスプラトゥーン3を紹介しようと思う。

目次

1.スプラトゥーンとは

▲4vs4のチーム戦。今作では空中からのスタートになる

スプラトゥーンシリーズは大元はほとんど変わらないからゲームを知ってる人ならほとんどの人が知ってると思うけど、コロナ禍以降からゲーム触るようになった人や最近子どものプレゼントでせがまれている人のために軽く説明しようと思う。

 

スプラトゥーンとは簡単に言えば4vs4のシューティングゲーム。ただシューティングゲームといっても敵を倒せば勝ちというものではなく、水鉄砲や小学校の図工の時間で使うローラーなど、どこか既視感を覚えるブキで地面を塗って塗った面積で勝敗を競ったり、ルールによっては狭い範囲の塗りを維持し続けたり、シャチホコを運んだり等単純で分かりやすいルールながらやってみると意外と奥深いゲームだ。

 

シューティングゲームといっても撃ちあうだけでなく、ローラーを振ってインクを飛ばしたり、バケツのインクをかけるなど、所謂エイムがあまり必要にならない部分や、どこかキャッチーでアップテンポな明るい雰囲気が初心者でも間口を感じさせる部分だと思う。

 

2.ぶっちゃけ2はあまり好きじゃなかった

軽く紹介したところで、俺は初代・2ともにプレイしたことのあるが、ぶっちゃけ2は好きじゃなかった。


今振り返るとゲームが楽しくなかったというより、調整が肌に合わなかったんだと思う。

では何故今回購入を決めたかというと、理由は2つある。その一つが、どこかの動画で見た「スプラトゥーン3は初代を意識した調整にする」という情報を知った時だった。それが嘘か本当かは知らない。

 

3.一気に増えたカスタマイズ要素

▲ロッカーの中にはステッカーやブキや装備、その他小物を置くことができ、外にもステッカーを張ることができる。

「購入動機は2つある」といったがもう一つがこれ、カスタマイズ要素だ。

というのも俺はネームプレートとか、FPSゲーの銃スキンのような対戦に直結しないカスタマイズ要素が大好きだ。新作ゲームの発表で、カスタマイズ要素があることを知ればとりあえず購入候補に入れるくらいには好きだ。

 

ではいままでのスプラトゥーンシリーズのカスタマイズ要素はというと、ほぼないに等しかった。一応、装備として帽子、服や靴などを着せることができたが、これらには対戦での動きに直結するスキルが関係しているため、あまり自由に着せ替えれるわけではなかった。

 

しかし、今作では対戦前後にでるネームプレート、リザルト後のポーズ、そしてロッカールームだ。ロッカールームは自分のロッカーにステッカーやブキ、装備、小物を置くことができ、対戦などでマッチングしたプレイヤーのロッカールームに自分のロッカーが出現し見ることができる。対戦面では何も関係ない。



4.ヒーローモード(ソロモード)

クレーター(ヒーローモード)

▲ヒーローモードの画像。画面奥にあるインクをお供であるコジャケと共に消していきながら進んでいく。

スプラトゥーンシリーズにはヒーローモードというものが存在する。このヒーローモードは所謂ストーリーモードで今までもチュートリアル的な立ち位置で存在し、「初心者はとりあえずヒーローモードをやっとけ」と言われるほどのモードだ。

 

内容としては、対戦ゲームにありがちな各ステージごとのお題をクリアしていくもので、おまけ要素感は否めないが、キャラも立っているし、大きく盛り上がるところもあるので、おまけだからと無視するのはもったいない。また、前作と比べて演出面が強化された気がする。やりこみ要素や収集要素もあり、やりこみではスプラトゥーンの世界観、収集要素ではゲーム内で出会うキャラたちをより知ることができる。

 

ちなみに、今回のヒーローモードちょっと、いやだいぶ難しい

 

開発からの「別にハードが新しくなったわけじゃないし君ら経験者でしょ?じゃあちょっと難しくしてもいいよね?^^」というメッセージを感じる。「いつものチュートリアルでしょ?はいはい」と舐めていた俺も終わったころには「むずくね?」って思った。

 

では初心者は何をすればいいのかと言うと、今まで通りにヒーローモードからすればいい。難しくなったとはいえ最序盤は簡単なチュートリアルだし、別にストーリークリアするだけなら全ステージをクリアする必要もない。どのギミックも初見殺しがほとんどでネタさえわかれば基本操作でどうにかなる。クリアしているころには、基礎の動きはマスターできているだろう。あとは経験を積むだけだ。

 

ちなみに俺は、ヒーローモードを全ステージクリアしているが、本編クリア後最後に挑戦するであろうステージは超難しい。よく定期テストや入試、就活のテストなどでは「受からせるためのテスト」「落とすためのテスト」と分類することがあるが、これは間違いなく後者だろう。

しかし、これをクリアした後の対戦は目に見えて動きが良くなったので、クリア後最終ステージに関しては初心者は対戦に飽きてきたら気分転換と腕試しくらいのつもりで気長に挑戦してみるといいだろう。地獄を見る

 

5."焼き増し"とは言わせない作品

3

▲ロビーで書いた「3」
今作からマッチング中にロビーでブキの試し撃ちができるようになった。

スプラトゥーン3は2と同じswitchでの発売になる。そこで気になるのは”焼き増し”という点だ。RPGなどは、大元のストーリーが変わる為、システムは似たようなものでも、新鮮な気持ちでプレイできる。しかし、スプラトゥーンのような対戦ゲームでは基本的には同じことの繰り返しなので、同じハードで出すと焼き増し感が否めない。

バンカラマッチ、所謂ランクマッチ。通常は5勝か3敗するまで対戦し、各対戦時の表彰でポイントが付与される。(上画像)一定ラインを満たすと昇格戦に参加することになる。(下画像)

しかし、今作は先ほど紹介したカスタマイズ要素に加え、ガチマッチ改めバンカラマッチ、所謂ランクマッチシステムの刷新や、今後開催されるフェスの新要素、ミニゲームのナワバトラーなど、開発の「焼き増しとは言わせないぞ!」という覚悟をひしひしと感じる作品になっている。

 

今作はいろいろ新しくなり、1と2の楽しかったところを混ぜたような作品になっている。もし購入を迷っているなら買った方がいいと俺は思う。